士林夜市はとにかく広い。まずは全体像を知っておく

士林夜市は、MRT剣潭駅から徒歩数分の場所にあります。到着してまず驚くのは、その規模の大きさ。地上の通り沿いにずらりと屋台が並ぶエリアと、地下にある「士林市場」のフードコートエリアの、大きく2つのゾーンに分かれています。

初めて訪れる場合は、まず外周をぐるっと一周して全体像を把握し、「気になる屋台の位置」をメモしてから戻って食べる、という順番がおすすめです。お腹が空いた状態で最初に見つけた屋台に並んでしまうと、後で「もっと気になるお店があった」と後悔することになりがちです。

実際に食べた屋台、正直レビュー ベスト3

12軒food行脚した中から、特に「また食べたい」と思ったトップ3を紹介します。

1

大腸包小腸(ダーチャンバオシャオチャン)

もち米のソーセージで、台湾風ソーセージをサンドしたボリューム系の一品。香ばしく焼かれたもち米の皮と、肉汁あふれるソーセージの組み合わせが想像以上に美味しく、行列ができているのも納得でした。

2

蚵仔煎(オアチェン/台湾風オムレツ)

牡蠣と卵、片栗粉のとろみが絶妙な台湾風オムレツ。甘辛いソースがかかっており、見た目以上にあっさりとした味わいで、何度でもリピートしたくなる一品でした。

3

胡椒餅(フージャオビン)

窯で焼き上げた、ジューシーな肉まん風の焼き餅。香辛料の効いた肉汁がぎゅっと詰まっていて、出来上がりを待つ間の香りだけでもお腹が空いてくる一品でした。出来上がりたては要注意の熱さです。

臭豆腐は「匂い」と「味」のギャップがすごい

士林夜市を歩くと、必ず一度は強烈な匂いに出会います。その正体は臭豆腐。発酵させた豆腐を揚げたもので、匂いだけ嗅ぐと「これは無理かも」と思ってしまうのですが、実際に食べてみると匂いほどクセはなく、外はカリッと中はクリーミーな食感で、台湾式の漬物(泡菜)と一緒に食べるとさっぱりとした後味になりました。

勇気が出ない人へ

「匂いで判断せず、一口だけ挑戦してみる」のがおすすめです。屋台によっては小さいサイズで売っているところもあるので、まずは少量から試すと失敗が少なくなります。

シェアして少量ずつ、が食べ歩きの正解

士林夜市は屋台の数が非常に多いため、1軒で満腹になってしまうと他のお店を試せなくなってしまいます。今回は2人で訪れたので、1軒ごとに1品をシェアしながら少量ずつ進む方法をとりました。これなら最後まで色々な味を楽しむことができ、満足度がぐっと上がります。

食べ歩きのコツ

1人で訪れる場合も、屋台によっては「小份(シャオフェン/小盛り)」のサイズがあることが多いです。気になる店員さんに小さいサイズがあるか聞いてみると、より多くの種類を楽しめます。

地下のフードコートも侮れない

地上の屋台街を満喫した後、地下の士林市場フードコートにも足を運んでみました。こちらは座って食べられる席が多く、麺料理やご飯ものなど、しっかりとした食事系のメニューが充実しています。歩き疲れた後に座って食事をしたい場合は、こちらのフードコートがおすすめです。

訪れる際の注意点

士林夜市はとても混雑するため、貴重品の管理には注意が必要です。リュックは前に抱える、貴重品は分散して持つなど、基本的な防犯意識を持っておきましょう。また、ゴミ箱が少ないため、出たゴミは屋台で渡されるビニール袋などにまとめておくと安心です。

まとめ: 「全部は無理」でも、戦略的に回れば大満足

士林夜市は規模が大きい分、すべての屋台を制覇するのは現実的に難しいです。でも、事前に全体を一周して気になる屋台をチェックし、シェアしながら少量ずつ食べ進めれば、限られた時間でも十分に満足度の高い食べ歩きができます。次は阿里山への一人旅レポートをお届けします。